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「田子の浦ゆ うち出でてみれば真白に 富士の高嶺に 雪は降りける」
万葉集の山部赤人の和歌「田子の浦ゆ うち出でてみれば真白に 富士の高嶺に 雪は降りける」で知られる田子の浦は 古くから駿河湾に面した海上交通 の要であり、東海道五十三次の宿場町「吉原宿」が最初に置かれた場所でもありました。
また田子の浦港は、製紙・食品・自動車・化学・電気などを中心とした県内有数の工業地帯の中心に位 置し、富士市の産業を支えています。
近年、この田子の浦港で水揚げされる「しらす」が注目を集め、「しらす街道」という有力な観光スポットとして成長しています。 ここのしらすは1艘曳きと呼ばれる漁法で水揚げされるのが特徴です。一艘の網を使い短時間に漁を行うため、漁獲量 は少ないものの、他にはないバツグンの鮮度の生しらすが味わえます。
ふじのくに田子の浦みなと公園では、一面 に広がる海や富士山を一望できます。
■撮影スポットの紹介
←田子の浦みなと公園